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成人式振袖・レンタル【たから弥・あす香】TOP > コラム > 素敵な名前に思わずうっとり♡日本の伝統的な「和色」から振袖を選んでみませんか?
和色って知ってる?
日本では古くから四季の移ろいによって、さまざまな景色を楽しむことができました。その中で見つけた繊細な色を、日本語の豊かな表現力で名付けたものが「和色」です。和色は多くの絵画や染織物、文学などにも用いられ、現在でも約1100種類ほど残されているんだとか。歴史の流れの中で増えていった和色は名前や意味がとっても美しいので、ぜひ振袖の色選びの参考にしてみてくださいね。
和色を使った振袖をご紹介!
●梅重(うめがさね)
はじめにご紹介する梅重とは、重なり合った紅い梅の花のような明るい赤色のこと。たくさんの梅が咲き乱れる様子を連想させる赤色の振袖は、人生で一度のお祝いの日にぴったりですよね。奈良時代では、お花見と言えば桜ではなく梅を指すほど、梅の華やかで美しい咲き姿は人気だったのだとか。また、赤系の振袖は肌に血色感を与えてくれるので、写真を撮ったときにも明るい印象にしてくれる優秀カラーの振袖なんですよ。
●撫子色(なでしこいろ)
次は、優しく女性らしいカラーが好きな方におすすめしたい撫子色。名前の通り、撫子の花のような少し紫味のある薄いピンク色を指します。撫子は古くからたくさんの人々に愛されてきた可憐な花で、その名前も「撫でたくなるほど可愛らしい花」というところから付けられたんだとか。そんな撫子色を使った振袖を着れば、歩き方や細かいしぐさまで自然と意識できそうですよね。また、やわらかい撫子色はどんな人にも好印象を与えることができるので、老若男女さまざまな人と会う成人式にはうってつけ。ヘアアクセサリーやネイルのカラーも揃えれば、万人ウケする成人式スタイルの完成です。
●若菜色(わかないろ)
続いてご紹介するのは、若菜色。若菜色とは、夏前の草木の若葉のようにやわらかい黄緑色のことです。のびのびと植物が成長する様子から名づけられた若菜色は、ハタチを迎え、これからそれぞれの未来に向かって更に成長していく新成人の様子と、重なるところがありますよね。将来に向けて頑張りたいことがあるという方には、力をくれる色になるかもしれません。また、グリーン系の色はピンクや赤に比べて成人式で見かけることの少ない色。あまり人と被りたくないと考えている方にも、ぜひ選んでいただきたいカラーです。
●瑠璃色(るりいろ)
クールなカラーが気になる方は、瑠璃色をチョイスしてみてください。濃い紫味のある鮮やかな青、瑠璃色は、肌を白く見せてくれる効果があるのが◎透明感がありつつも、凛とした印象を叶えることができますよ。名前の由来となった瑠璃は、仏教の世界における七宝のひとつと言われていて、現在ではラピスラズリの和名として日本で使用されているのだとか。今も昔も、宝石としてたくさんの人々に大切にされてきた瑠璃のカラーを纏えば、特別な1日になること間違い無しですね。
●紅桔梗(べにききょう)
最後にご紹介する紅桔梗は、紫に紅を重ね染めしたような濃い紅紫色。うっすらとピンク味を感じる紫なので、女性らしく着ることができますよ。古くから紫は、高貴な色として人気のカラー。優雅さと品格を感じさせる独特の色味は、現代でも着物や小物によく使われているんです。桔梗の花言葉は「気品」ということもあり、着るだけで背筋がすっと伸びるような印象を受けますね。また、紫系のカラーには赤味と青味のどちらもが含まれているので、合わせる帯の色も比較的たくさんの中から選ぶことができるのも嬉しいポイント。振袖の色に迷ったら、紅桔梗のような紫系のカラーをチョイスするのがおすすめです。
まとめ
それぞれの和色ができたルーツや、色の特徴は分かりましたか?せっかくの人生で一度きりの成人式なので、振袖の色の意味にまでこだわってみても素敵ですよね。ここではご紹介しきれなかった和色はまだまだたくさんあるので、ぜひお店に足を運んで、お気に入りの一着を探してみてくださいね♪