Columnコラム

とっても色鮮やかで、華やかな振袖で溢れる成人式当日。

写真もたくさん撮る日だからこそ、自分が一番かわいく見える着物を選びたいですよね。でも、いざどれを着るか決めようとすると、たくさんの色がありすぎて迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでポイントになるのが、自分のパーソナルカラーを知ること。肌の色や髪の色、目の色は人によって様々ですよね。パーソナルカラーは大きく4つのタイプに分かれており、それぞれに似合う色が違うので、まずは自分のタイプを知ることが大切なんです♡

 

パーソナルカラーは、スプリング・サマー・オータム・ウィンターの４つに分類されます。一番当てはまる項目が多いのがあなたのタイプなので、診断してみてください。

 

●スプリング（春）タイプ

・瞳の色は透き通ったような明るい茶色

・地毛は明るめで、黄味がかったブラウン

・すっぴんで黒い服を着ると、服の色が浮いて見える

・リップやチークはパステルピンクよりもコーラルピンクが似合う

・明るく透明感のある色を着ると若々しく見えるとよく言われる

・チェックやボーダーなどよりも、花柄などの可愛らしい柄が似合うと思う

 

●サマー（夏）タイプ

・瞳の色はやわらかい黒、または赤みがかった暗めのブラウン

・地毛は黒すぎないナチュラルな黒髪

・すっぴんの時に黒い服を着ると、顔色が悪く見えることがある

・リップやチークはコーラルピンクよりもパステルピンクが似合う

・グレーやベージュなどあいまいな色を着ると大人っぽく上品に見える

・清楚なドット柄や、フェミニンな小花柄が似合うと思う

 

●オータム（秋）タイプ

・瞳の色は緑がかった黒、または深い暗めのブラウン

・地毛は漆黒で艶（つや）がある

・すっぴんでも黒い服が浮かずに似合う

・リップやチークはサーモンピンクなどオレンジみが強めの色が似合う

・こっくりした深みのある色を着ると上品な印象になる

・アニマル柄や総柄などの派手めな柄が似合う

 

●ウインター（冬）タイプ

・瞳の色は黒、または青みを感じる暗めのブラウン

・地毛はダークブラウン

・すっぴんでも黒い服がよく似合い着こなせる

・リップやチークはローズピンクなど青みがかった色が似合う

・曖昧な色よりも印象が強いビビッドカラーが似合う

・アクセサリーはパールやゴールドよりも、シルバーが似合う

・くっきりとしたブロックチェックや、ストライプ柄などが似合う

 

いかがでしたでしょうか？

普段から無意識に自分に似合う色味を分かって化粧品を選んでいる方も多かったかもしれません。では、診断したタイプをもとに実際に似合う振袖を見てみましょう♡

 

 

【スプリング（春）タイプの方に似合う振袖は？】

スプリング（春）タイプは、イエローベースの肌色なので黄みがかった色を着こなすのが得意な方です。明るめの色や鮮やかな色がよく似合うので、パステルカラーの振袖もぼやけることなく着こなすことができます。

ピンクを選ぶならサーモンピンクやコーラルピンクがお顔を明るく見せてくれます。逆に、暗い色や曖昧な色をメインに使った振袖は印象を暗くしてしまいます。暗い色を使いたい場合は、顔と遠めの箇所、裾や小物に取り入れるのがおすすめです。

 

【サマー（夏）タイプの方に似合う振袖の色】

サマー（夏）タイプは、ブルーベースの肌色なので涼しげな色を凛と着こなせます。青系のパステルカラーや、くすんだ色味が肌の透明感を一層引き立ててくれます。

爽やかな青緑などの振袖を合わせると、肌のなめらかさを高めて立体感のあるお顔立ちに。

他のタイプが着ると暗く見えてしまいがちな淡い青みピンクやラベンダー色などを綺麗に着こなせるのが強みです。

反対に、ビビッドカラーや黄みの強いパステルカラーなどは、肌がくすんで見える原因になってしまうので、帯や小物など顔まわり以外で使用すると上手に取り入れられます。

 

【オータム（秋）タイプの方に似合う振袖の色】

オータム(秋)タイプはイエローベースの肌色なので、黄みがかった色味の中でもとくに濃いめで落ち着いた深みのある色が得意分野です。ブラウン、レンガ色、モスグリーンなどの色味や、古典柄がよく似合います。

緑や赤茶、黄色などはそれぞれ少し色が変わっただけでも与える印象が大きく違いますし、振袖にもこういった色味のものは多いので、豊富なカラーバリエーションの中から自分に最適な色選びを楽しんでみてください。

苦手としているのは青みが強い色や、パキッとした鮮やかな色です。これらは肌をくすませてしまうので、小物や裾などに使用しましょう。

 

【ウィンター（冬）タイプの方に似合う振袖の色】

ウィンター（冬）タイプの方はブルーベースの肌色で、ビビッドカラーやモノトーンを大人っぽく着こなすことができます。

4タイプの中で群を抜いて黒が似合うのがこのタイプです。人と被るのが嫌な方は、あえて黒の振袖を選び、小物で赤などはっきりした色を取り入れれば非常に洗練された着こなしが楽しめます。もちろん、濃い色をメインに使った振袖も華やかに着こなせるでしょう。

はっきりした色が似合う代わりに黄みの強い色や曖昧な色はお顔がくすんで見えてしまうので、強めの印象の振袖を選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

まとめ

今回はパーソナルカラーから、似合う振袖の色をご紹介しました。大切な晴れの日だからこそ、自分が一番美しく、可愛く、映えて見える色を選んでみてくださいね♡